言葉が持つイメージ(前提)を共有しよう

共通言語を持とう

こんにちは。「ほ。」です。

今回のテーマは「共通言語を持とう」です。

みなさんは以下の言葉から、何をイメージしますか?

「おばあちゃん家の裏の田んぼが大きくて、
いつもそこから夕陽を眺めていました。」

田んぼの夕陽ってどんな?

こんな感じです。加工してないですよ!笑

素敵な夕陽でしょ?

みなさんはどのようなイメージをしましたか?

だいぶ違いましたか?

僕は、違ったイメージをあえて出しました!

同じイメージだった方はごめんなさい。

「ソース持ってきて」

みなさんが普段使っている言葉や会話のやり取りは、
前提として「イメージが共有できている」ことになっているんですね。

例えば、「ソースを持ってきて」と家の誰かが頼んだ時を想像してください。

Aさんの家庭「(中濃)ソースを持ってきて」「はい、どうぞ」「ありがとう」
Bさんの家庭「(お好み焼き)ソースを持ってきて」「はい、どうぞ」「ありがとう」
Cさんの家庭「醤油を持ってきて」「はい、どうぞ」「ありがとう」

これ以外のパターンも当然あるでしょう。

どれも正解です。
なぜなら頼んだものを持ってきて「ありがとう」になったのだから。
それぞれの家庭で「ソースのイメージ」が共有できていれば、
なんの問題も起きないことなんです。

でも、Aさんの家庭で、Cさんのように醤油を持って行ったら?
残念な展開になるでしょうねえ。

文化の違いは国の違いにあらず

単純に文化背景が同じ場合は、大概イメージ共有できると思います。
そうでなければ、誤解が多くなることでしょう。

ここで言う「文化」とは、「複数人の習慣」と捉えて良いです。
そうです。国レベルなんて大きな話ではなく、
お隣さんの家庭とも「文化」が違うのです。

一方で、僕たちは言葉を使って考えたり、会話をすることがほとんどです。
現状は、勝手の悪い、この乗り物を使わなければならないんですね。
だからこそ、一手間かける。が大切です。

さて、この粗悪な乗り物。
もうひとつ、気にしなければならないことがあるんです。

あなたは「遊び」でも、相手は「本気」の謎

あなたが一生懸命言葉を選んだとしても、
ドアの向こう側にいる相手には、その背景が見えません。
だから必要に応じてドアの手前の苦悩も伝えることも大切です。
場合によって、相手はズバッと斬られた感覚になりますからね。。。
もちろん「言い訳」にならないように、
言葉の順番を考える必要はあるでしょう。

まとめ

仕事の話でもそうじゃなくても、
自分が使っている言葉の背景や前提を相手に説明する、
ことはかなり重要です。

しかも、一度伝えても共有できないことが多いと思います。

だからこそ、
この前提理解に時間を使う。
言葉を重ねながら、理解のグラデーションをより美しくする。
そして共通言語を育てる、
ことがとても大切です。

この話は、
「顧客理解を育てること」、
「何を伝えたいのかを考える」、
専門用語は使わない」、
「当たり前、とは?」
ということに繋がってきます。
ここら辺の話は、後日お伝えしますね。

やってみよう

背景や前提を共有する(共通言語を持つ)ことに時間をかけよう。

「自分で考える、創る、はたらく、暮らす」ためのサポートをしています。

詳しくはこちら