自分でやる意味はあるのか?あります。

先日受けた相談でこんなのがありました。

「私がやることは特別なことでもなく、
多くの人がやっていることなのですが、
仕事としてやる意味あるんでしょうか。」

はい、あります。

ということで、今日のテーマは「自分でやる意味」です。
自信がない方は特にこの考え方をヒントにしてみてください。

あなたの伝え方がすでに「オリジナル」

実は似たような相談を結構受けます。
たぶん起業系のセミナーや本でもよく言われるからでしょう。
(実際ビジネス戦略上は、結構重要ではあります)

たしかに、オリジナリティは大切ですが、
そこに意識が偏ってしまうと、
自分の伝えたいことから離れてしまいやすくなるんです。
結局「あれ、自分は何がしたいの?」と悩んでしまいます。

もし当てはまるようであれば、このように考えてみてはいかがでしょう。

「やる事ではなく伝え方がオリジナル」

と。

個性というのは人の数だけあります。
そして、伝え方は個性です。
つまり伝え方は「その人にしかできない」オリジナルなんですね。

この「めぐらせるヒント」も、
内容自体は全く新しくないし、多くの人が伝えている事です。

でも、この伝え方、良し悪しは別として
これは僕の個性なのでオリジナルです。
僕にしかできません。

それでいいんです。
小細工でオリジナリティを出すよりも、
自分が伝えたいことをシンプルにまっすぐ伝えること。
小手先のスキルは時代によってニーズが変わりますが、
シンプルにまっすぐ伝えることは一生モノのスキルです。

多くの人が同じ内容を伝えることが大事

たとえば本を読んで、同じ内容を伝えても、
ある人の話はとても分かりやすいことがありますよね。
それが友達と話をしていると、友達は逆に全く分からなかった、とか。

個性(伝え方)というのは、
ある部分では相性だったりするので、仕方ないこともあります。
逆に言えば、「自分の伝え方だからこそ伝わる」人も一定数いるわけです。

だから多くの人が同じ内容を伝える
ということはとても大切です。

このように考えることで、
冒頭の悩みは「悩む必要ない」と思えます。

「分かりやすく伝える」を磨くこと

とはいえ、言いたいことだけ言うのは下品ですね。笑

自分が納得いくように、
・分かりやすい
・シンプル
・伝えたい言葉が大事に使われている

を心がけてみてください。

「自分が」というのがポイントです。
他の人に伝えることを考えてしまうとハマることも多くなります。
話し手と聞き手は背景が違うからです。
補足参照:
言葉が持つイメージ(前提)を共有しよう

なのではじめのうちは「自分が」と限定してみてください。
そして自分が納得いくように伝え方を変えていくのです。

こうすると「なぜ自分にとっては分かりやすいのか」を説明できるようになります。
これは「何を伝えたいのか」というテーマに繋がってくるんですね。

何を伝えたいのかが定まってくれば、
他の人への伝え方も変わってきます。

こうやって「伝え方を育てる」ことで、
冒頭の悩みも自然と消えているでしょう。

やってみよう

伝え方はオリジナル。内容よりも伝え方を磨こう。

「自分で考える、創る、はたらく、暮らす」ためのサポートをしています。

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