言いたいことを絞って、常に磨いていく

こんにちは。「ほ。」です。

今回のヒントは「言いたいことは一つに絞る」です。
以前お伝えした「共通言語を持とう」の派生ですね。

僕たちは普段コミュニケーションとして言葉を使っていますが、
磨き上げることでよりエネルギーをめぐらせることができます。

それでは早速行ってみましょう。

意外に何を伝えたいのかが曖昧だったりする

個人的な感想ですが、何かを創る時に限らず、日常生活でも
「何を伝えたいのか」が意外に曖昧な気がします。

原因は色々な組み合わせがあって
例えば、
・イメージで伝わってしまう
・感覚的なものだからコトバにすることをやめる
・そもそも伝えたいことが曖昧
・共通言語が違う

などですね。

自分ではしっかり考えて伝えているつもりでも
意外にも相手には届かないことが多いです。

そもそも言語のコミュニケーションは10%程度

伝えたいことが曖昧でも、相手が汲み取ってくれたり
なんとなくそのまま流れたりして
言葉じゃなく雰囲気で伝わっている(と感じる)こともあります。
というよりは、だいたいがそうなんじゃないかと思います。

初めから言葉だけで理解しあえるのは10%ぐらいと考えた方が良いです。
残りの90%は相手がどうにか解釈して理解している、という感じです。

例えば誰かに何かを伝える時でも
自分ははっきり伝えたつもりで、
その人は全く別の理解をしていた、
なんてこと、よくありませんか?笑

良い悪いではなく、単純に言葉というのはその程度なんだ
という理解があると、向き合い方が変わるのではないでしょうか。

わかりやすく伝えるために必要なこと

作品でも指示でもなんでもそうですが、
わかりやすく伝えることは重要です。
と、分かっているものの、
「分かりやすい」ってなんでしょうか。。。

それは、「テーマがはっきりしている」ことです。

例えば、子供に指示を出す時に、
「歯を磨きなさい」ならば、それしか言わないこと。
「歯を磨いて早く寝なさい」
これは二つのテーマを持っているのでNGらしいです。

「らしい」と書いたのは、僕自身ができてないからです。笑

テーマがはっきりしている、とは、
「言いたいことが一つ」ということです。

複数言いたいことがあるかもしれませんが、
それは後から追加すれば良いこと。

まずは一つに絞る。

これが、分かりやすく伝えるために必要なことです。

作品やその他の仕事に置き換えると?

とはいえ、言いたいことを一つに絞るのは難しいですよね。
言い方を一つ間違えれば、
悪い意味で「単純」「浅い」などの解釈になり得るからでしょう。
本当はそうじゃないからこそ、また悩んだりもします。

そこで、言いたいことをメインとして一つ。
サブとしていくつかのテーマを持つ。

例えば、今回のテーマなら
メイン=言いたいことは一つに絞る
サブ=子供への指示は複数出さない、などの具体例

という感じで書いていますが、
どうでしょう。伝わるでしょうか。

突き詰めて追い求めること

より分かりやすく。

おそらく「分かりやすい」に100点はありません。

だから、いつでも表に出せるし、
完全になるまで準備する必要もありません。

やりながら求めていけば良い。

今出したものが、仮に60点だとしても、
今の自分には100点の表現なのです。

大切なことは、
自分で言いたいことを一つに絞った後、
分かりやすく伝えるのを磨き続けることです。


というわけで、
自戒を込めて「言いたいことは一つにする!」でした。

やってみよう

言いたいことを一つに絞って表現してみよう

「自分で考える、創る、はたらく、暮らす」ためのサポートをしています。

詳しくはこちら